当サイトのコンテンツ記事を読んでいただける方々に・・・

私たちが、話しておきたいこと。

当サイトのコンテンツの中には、昭和・平成といった古い時代に書かれたものが多数含まれます。「今さら昔の議論を読んでも意味がないのでは？」と感じる読者の方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私たちは、古い書物だからこそ、時代の本質を突いていると考えています。

現代の日本は、ようやく自虐史観を脱し、日本人としての誇りを取り戻そうという機運が高まりつつあります。しかし、これらの「名著」が書かれた時代は、戦後のウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム（WGIP）の影響により、左翼的な思想が蔓延し、保守的な主張が「少数派」として辛酸をなめた時代でした。

このような逆風のなかで、信念を曲げずに日本の真実の姿、そして日本人が守るべき精神的規範を訴え続けた保守派の論客たちの主張は、時代を超えた「勇気」と「卓見」に満ちています。彼らは、多くの日本人が目を背けていた「真理」を、命を懸けて伝えようとしたのです。

たしかに、古い出版物ゆえに、当時の情勢と現在の状況との間に小さな「齟齬（そご）」が見られる箇所があるかもしれません。しかし、彼らの主張の「本質」や、日本という国、そして日本人の精神構造を捉えた「全体像」は、何ら色褪せていません。むしろ、現代の精神が荒廃した時代だからこそ、彼らの力強い言葉は、私たちに失われた美徳と、未来への責任を思い出させてくれる「解毒剤」となります。

私たちは、この名著シリーズを通じて、一過性の流行ではない「古典的な価値」を追求します。戦後日本の混迷の時代に、覚悟をもって書かれた「真実の言葉」に触れ、「温故知新」の精神で、「日本人としての正しい誇り」と「高貴な精神性」を次世代へ引き継ぐための知恵と勇気を学んでいきましょう。