
「植物学の父」牧野富太郎の企画展開催 米原の伊吹山文化資料館(中日新聞・2019/05/09)
🔵日本の植物学の父 牧野富太郎

高知県│滋賀県

こちらのコンテンツは【偉人録】郷土の偉人にて2019年5月10日に掲載された記事の引用です
「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎(一八六二~一九五七年)の伊吹山での足跡を紹介する企画展「神農も伊吹山には仰天し~牧野富太郎と伊吹山近代植物学~」が、米原市春照の伊吹山文化資料館で開かれている。六月九日まで。
牧野は高知県高岡郡佐川村(現・佐川町)出身。
幼い頃から植物に関心があり、一八八一(明治十四)年に初めて伊吹山に登り、本格的に植物採集や標本作りを始めた。少なくとも七回、伊吹山を訪れた記録が残っている。
普及にも熱心で、伊吹山でも講習会や植物採集会を通じ、地元の住民とも交流を深めた。
一九三一(昭和六)年には伊吹山麓で定宿にしていた対山館で伊吹山の植物の豊富さを評し、「神農も伊吹山には仰天し」と句を詠んだ。
企画展では牧野の功績を紹介するパネルなど五十五点を展示。牧野から指導を受けた地元の人が採集したサラシナショウマやセンブリなどの標本も並ぶ。
二十五日午前十時から、資料館の高橋順之学芸員によるギャラリートークを開く。
午前九時~午後五時。月曜休館。入館料は高校生以上二百円、小中学生百円。
(問)資料館=0749(58)0252
(C)【歴史キング】×【偉人録】郷土の偉人】

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2023年NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデル・牧野富太郎の足跡を、植物図でたどるビジュアルブックです。「日本の植物分類学の父」とも言われる富太郎が描いた植物図を、青年期から晩年まで年代順に紹介しました。富太郎が描いた予備図や準備図のほか、使用していた道具やコレクションしていた植物画の数々など、貴重な資料も多数掲載しています。
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[第1章] 欧米の植物学からの刺激 |1880~1887年[18~25歳]
[第2章] 「牧野式」植物図の確立 |1888~1891年[26~29歳]
[第3章] 採集のため全国を飛び回る日々 |1892~1899年[30~37歳]
[第4章] 植物と心中した晩年 |1900~1957年[38歳以降]
[第5章] 実りのスケッチ
[その他] コラムなど
・はじめに|生涯を通じて植物研究に明け暮れた牧野富太郎
・「牧野式植物図」を読み解く
・牧野富太郎略年譜
・牧野富太郎に出会う(高知県立牧野植物園/練馬区立牧野記念庭園など)
・富太郎がこだわった描画道具
・植物観察の記録と痕跡
・「植物同好会」の足跡
・富太郎の植物画コレクション
・ボタニカルアートと富太郎…………など

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小学校中退でありながら理学博士の学位を得て、多数の新種を発見し命名を行った「日本の植物学の父」。ビジュアル版自叙伝の決定版。