
【戦国の御神木】住宅地に突如そびえる樹齢数百年の巨樹|三社神社のクスノキ(香川県高松市)
🟤住宅地に突如出現! 戦国時代から生きる巨樹 高松の隠れパワースポット
推定樹齢数百年【クスノキ】
三社神社の御神木(香川県高松市)
香川県高松市。住宅密集地のど真ん中に、突如として現れる一本の巨樹。
その名は――三社神社の御神木、クスノキ。
その根は、かつてこの地を流れていた香東川(郷東川)の旧堤防跡にあります。
江戸時代初期に付け替えられる前まで、たび重なる洪水に耐えながらこの場所に根を張ってきたと伝えられています。
樹齢は数百年以上、戦国時代から生きる木。
案内板には、周囲6.45m、高さ70m(※現在は約25m)とあり、明らかに地域の信仰の中心でした。
その巨体に合わせて住宅が“避けて建てられている”という異例の存在感は圧巻。
大枝が一度バッサリ切り落とされた過去もありながら、なおも葉を広げるその姿は、まさに「生きる御神体」。
地元でもあまり知られていない、けれど確かにそこにある神域。
今こそ、こうした静かなる巨樹にこそ目を向けるべきなのかもしれません。
🟤ユーチューブちゃんねる{御神木マニア}@goshinbokumania より
🟤ご紹介した御神木(クスノキ)のある場所

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単行本 – 2022/10/27

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