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お遊びコラム【戦国武将×野球⚾️】伊達家編

日本人は野球が大好きだ。戦後、日本人は庶民の楽しみの1つに野球があり、日本の奇跡的な復活と共に野球の歴史がある。インターネットやSNSでもよく見かける野球パロディ企画で、当サイトも【戦国武将×野球】のお遊び的発想で、独断と偏見で選ぶベストナインを考えてみた!

奥州の雄・奥州の名門・奥州の覇者【伊達家】のベストナインを勝手に選んでみた!

2号

近々、知略、政治、戦闘などを参考に、ゲーム【信長の野望】みたいに、野球のパロディらしく、打率、本塁打、打点なども考えてみようかしら

1番 センター 鬼庭 良直(おにわ よしなお)

戦国時代の伊達家家臣で、伊達氏14代当主・伊達稙宗に仕え、そこから家督継続で、晴宗→輝宗→そして政宗と四代に渡って仕えた。特に伊達家15代当主・伊達輝宗に重用され、武勇を重ねた。隠居して「左月斎」と称したが、主君・輝宗の死後、死に場所を求め、再び戦場へ帰ってきた。佐竹氏との人取橋の戦いで、劣勢となり、政宗を逃がすために殿軍を引き受けて敵中に突入し、戦死した。ちなみに代名詞のよう黄綿の帽子は、高齢のために重い甲冑が着けられなかった左月斎が、兜の代わりに選んだ軽装であるらしい。NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』では、あの【いかりや長介】さんが演じられました。

2番 ショート 留守 政景(るす まさかげ)

伊達家15代当主・伊達晴宗の三男として生まれたが、政略によって留守顕宗の養子となり、留守氏の第18代当主となる。政宗の父・輝宗は兄になり、政宗は甥にあたる。政宗の家督相続後は指南役として傍らに仕え、長きに渡って政宗を支えた。後に政宗より伊達姓に復することを許され、伊達政景に戻った。

3番 サード 伊達 成実(だて しげざね)

片倉景綱と共に「伊達の双璧」と称された腹心であり、伊達家随一の猛者で、最強武将の呼び声も高い。年齢は政宗の1歳年下であり、従兄弟であった。兜には百足をあしらった前立をつけており、これは「決して後ろに退かない」という百足の習性にあやかったものだと言う。NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』では、【三浦友和】さんが演じられました。

4番 ピッチャー 伊達 政宗(だて まさむね)

伊達家に【奥州の覇】をもたらした独眼竜・政宗がエースで4番!

5番 キャッチャー 片倉 景綱(かたくら かげつな)

伊達成実と共に「伊達の双璧」と称された腹心であり、成実が【武】で伊達家を支え、景綱が【知】で伊達家をサポートした。政宗より年齢は10歳上で、政宗の傅役(教育係)として、幼少期から生涯を通じて仕えた。その知略は天下人、秀吉や家康らの目にとまり、いわゆるスカウトをされるほどであったが、忠義を尽くし、最後まで主君・政宗に仕えた。ちなみにNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』では、【西郷輝彦】さんが演じられました。

6番 ファースト 鬼庭 綱元(おにわ つなもと)

父は鬼庭良直(左月斎)。茂庭 綱元(もにわ つなもと)とも言われるが、これは秀吉が「鬼が庭にいるのは縁起が悪い」という理由で、姓を【茂庭】に改めさせたのだと言われている。片倉景綱と伊達成実らと共に【伊達三傑】を称される。しかし、意外?にも、綱元も、成実も、一度出奔している。このあたりが景綱との知名度の差となって現れているか。

7番 レフト 伊達 みきお(だて みきお)

政宗が【遅れてきた戦国武将】等と言われ、『生まれるのがもう少し早かったら、未来は変わっていたかもしれない』と、最大限の評価をされることもしばしば。政宗がそうであれば、みきおは【生まれてくるのが遅すぎて、世の中が平和になってから生まれた芸人】である。そう。サンドウィッチマン伊達さんのことである。時代が違えば、きっとグルメな政宗のために、カロリーゼロの食べ物を薦めていただろう。

8番 ライト 遠藤 基信(えんどう もとのぶ)

基信が特に優れていたのは外交手腕であり、書状で、信長や家康らと頻繁に交渉を行っていた。また、片倉景綱の才能を早くから見抜いており、先見の明があったと後に政宗が語っている。家督が政宗へと移った時、まだもうしばらく活躍できる年齢であったが、自身が仕えた輝宗の死を受け、輝宗の墓前で自刃し、殉死した。

9番 セカンド 支倉 常長(はせくら つねなが)

支倉常長は、戦国時代に活躍した武将・・・とは言い難い。というのも、既に天下は秀吉のものになり、すぐに家康が手にした。常長が有名になったのは、その後の話で、正宗の命を受け、慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航したことである。この時期は、家康が江戸幕府を開いて、覇権を手にしていましたが、おそらく政宗は、まだ天下人への夢を諦めていたのではなかったと想像します。表立っては、【海外との有効な貿易による国の発展のため】ですが、【政宗の最後の戦い】でもあったのではないかと思い、重要な役割を担った常長をスタメン起用です。

(C)【歴史キング】

Information

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本のご紹介

「奥州の竜」 伊達政宗 最後の戦国大名、天下人への野望と忠誠 / 佐藤 貴浩 (著)

(角川新書) 新書 – 2022/12/9

その本性は、天下を狙う謀将か、政権の忠臣か? 新たな政宗評伝の決定版!

奥州の名家である伊達家に生まれた政宗は、18歳にして家督を相続。会津に覇を唱えた蘆名氏を滅ぼし、南奥の諸家を従えるも、領土拡大は秀吉の天下統一の前に挫折する。その後、豊臣、徳川に従うが、たびたび謀反の噂が立ち、後半生も平穏ではなかった。膨大に残された書状から、天下人への「野望」と「忠誠」がせめぎ合う生涯をひも解く。伊達氏研究の新鋭による、これまでにない政宗評伝。

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