
【最上稲荷の御神木】神仏習合の霊地にそびえる大イチョウ|樹齢400年・縁切りと縁結びの神域
🟤全国的にも珍しい縁切り・縁結びの両方の神様が祭られる【最上稲荷】
推定樹齢400年【イチョウ】
最上稲荷(岡山市北区)
岡山県の最上稲荷は、日本三大稲荷の一つに数えられ、正式名称を「最上稲荷山妙教寺」とする神仏習合の霊地です。
お寺でありながら鳥居を構え、本殿には神宮形式を取り入れるなど、仏と神が共に祀られる全国でも希少な信仰形態を今に伝えています。
その神聖な境内に鎮座するのが、御神木・大イチョウ。
樹齢約400年、高さ約30m、幹回りは最大4.8mに及び、昭和63年には岡山市の保存樹に指定されました。
訪れる者を優しく包み込むような姿で、最上稲荷の悠久の歴史を見守り続けています。
最上稲荷は「縁切り」と「縁結び」の両方の御神徳を持つことで知られ、
毎月7日には「両縁参り」が開催され、多くの参拝者が新たなご縁に願いを託します。
神仏が宿るこの地で、御神木に祈りを捧げてみてはいかがでしょうか。

以下のユーチューブ動画を見てもらえれば分かりますが、少々登ります💦
🟤ユーチューブちゃんねる{御神木マニア}@goshinbokumania より
🟤ご紹介した御神木(大イチョウ)のある場所

日本の凄い神木: 全都道府県250柱のヌシとそれを守る人に会いに行く / 本田不二雄 (著)
単行本 – 2022/10/27

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