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【埼玉・秩父】龍神木に竜巻が吸い込まれた奇跡!秩父今宮神社の千年欅【最強パワースポット】

🟤龍神が宿る│千年のケヤキ│秩父今宮神社

推定樹齢1000年【ケヤキ】
今宮神社(埼玉県秩父市)

埼玉県秩父市に鎮座する秩父今宮神社は、古くから霊山・武甲山からの湧水が湧き出る神聖な地として、龍神信仰の中心を担ってきた古社です。役小角(えんのおづぬ)が八大龍王を祀ったのが始まりと伝えられ、その神威は現代まで脈々と受け継がれています。この神社の境内中央に、見る者を圧倒する御神木がそびえ立っています。樹齢1000年以上と推定されるこのケヤキの巨木は、その荘厳な姿から「龍神木」と呼ばれ、埼玉県の天然記念物に指定されています。幹周り9.1メートル、樹高26.2メートルを誇り、地上2.4メートルのところで五本の幹に分かれるその姿は、まるで龍が天に昇るかのようです。龍神木は、古くから「千年欅」や、幹に大きな空洞があることから「洞木(どうぎ)」とも呼ばれ、龍神の住み処として篤く信仰されてきました。さらに、江戸時代には徳川家康が馬をつないだと伝えられる「駒つなぎの欅」とも呼ばれ、歴史のロマンに彩られています。この龍神木をめぐっては、現代においても神秘的な出来事が語り継がれています。1991年、元旦祭の準備中に、ご神体である龍神を社殿の外に出したところ、突如竜巻が発生。その竜巻が龍神木の上部の洞に吸い込まれるように消えたという、まさに奇跡のような出来事があったのです。また、この洞には毎年、フクロウ(アオバズク)が子育てのために飛来し、古来からの伝承を裏付けるかのように、生命の営みを続けています。霊山・湧水・洞という龍神が宿る三つの条件をすべて満たす、まさに奇跡のパワースポット。この場所で、1000年の時を刻んだ龍神木の壮大な神威と、不思議な物語に触れ、新たな活力を授かってみませんか。

所在地・アクセス情報
所在地:埼玉県秩父市中町16-10
アクセス:秩父鉄道「御花畑駅」下車、徒歩6分
西武秩父線「西武秩父駅」下車、徒歩10分

🟤ユーチューブちゃんねる{御神木マニア}@goshinbokumania より

🟤ご紹介した御神木(ケヤキ)のある場所

Information

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本のご紹介

日本の凄い神木: 全都道府県250柱のヌシとそれを守る人に会いに行く / 本田不二雄 (著)

単行本 – 2022/10/27

旅に新しい楽しみや見方を紹介する旅の図鑑シリーズ新刊。日本の全都道府県の、地元で信仰される神木や、歴史ある巨木を紹介。木の歴史や巨木が生まれる背景、人との生活との関わりなど、「木の旅」をテーマに、各地方の巨木・神木を240本以上紹介。また、木・人・旅に関するコラムなどの情報も充実。

(C)【歴史キング】×【御神木マニア】

ユーチューブちゃんねる{御神木マニア}@goshinbokumania

鳥居を抜けて神社の境内に入ると、そこに御神木があった。 全国各地に鎮座する神社の数は、約88,000社以上と言われています。神社の数だけ「御神木」が存在するといっても過言ではないでしょう。 各地に鎮座する、神の宿る「御神木」、その中には、強烈なパワーを感じる樹木や、息を呑むような巨大な樹木が存在しています。 樹齢数百年から、古いものでは、千年、二千年という「御神木」も珍しくありません。 「御神木」には「御神木」となった理由があります。そんな「神の宿り木」となった「御神木」の数々をご紹介します。

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